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「予防接種の記録はいつ役に立つの?」 黒田知宏

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お子さんの発育曲線や予防接種の記録を毎日登録されていて、ふと「これ何の役に立つのかしら」と思われる方もおられるのではと思います。でも、ずっと溜めて置いた記録は、ある日突然役に立つことがあるのです。

 

お子さんが大学生に成って留学することになったとします。すると、多くの場合、予防接種証明書を提出する必要が出てきます。そのとき、予防接種を受けたことを証明する大事な書類が「母子手帳」なのです。

 

カルテの保存期間は5年と法律で定められています。子供の頃に受けた予防接種の記録は、5年経ってしまうと捨てられてしまいます。ですから、予防接種を受けた診療所に出かけて証明書をもらおうと思っても、記録が無いので予防接種証明書を出すのはとても難しくなります。もちろん、血液検査をして調べれば、予防接種をしたかどうかを確認することは出来ますが、検査にはお金も時間もかかります。母子手帳があれば、その記録を元に証明書を書くことが出来るのです。

 

もちろん、紙の記録もちゃんと残しておいた方が良いですが、どうしても紙は無くなってしまいがちです。残していたつもりでも、いざというとき見つけるのは大変です。

 

大事なお金を信頼できる銀行に預けるように、大事な情報は信頼できるクラウドに預けましょう。いざというとき、「そこにある」ことが分かれば、いつでも見つけ出すことが出来ます。

 

 

 

プロフィール

 

黒田 知宏(くろだ ともひろ)     

    

■経 歴

京都市育ち。京大工学部 94年 卒、奈良先端大情報 98年 修了。

現在京大病院医療情報企画部長・教授。病院のパソコン屋さんとして、日々電子カルテと格闘中。

 

 

 


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