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「情報銀行ってなんでしょう?(1) 」 黒田知宏

情報銀行黒田2

 

前回、「大事な情報は情報銀行に預けましょう」と書きました。「情報銀行」って言葉、聞いたこと無いですよね。

 

私たちが銀行にお金を預ける場合、銀行に「口座」を作ってそこにお金を入れます。最近では殆どの会社がお給料を直接「口座」に振り込んでくれます。支払いも「口座引落」で直接お金を引き落としてもらうこともできますし、クレジットカードを使って(上手にポイントを溜めながら)買い物をしたときも直接引き落とされます。最近はお金の出し入れの時にちょっと手数料を取られることもありますが、少なくともお金を預けておくのにお金を取られることはありません。それは、銀行が口座に預けたお金を他の人に貸して、利益を得ているからです。多くの利益を上げるためには、沢山お金を預けてもらわないといけませんから、無料でお金を預かって、ちょっとだけですけど利益の一部を利子として分けてくれたりもします。もし、銀行が預かったお金を元手に利益を上げられないのならば、口座を維持するための(丁度貸金庫と同じように)使用料を払わなければいけなくなるでしょう。

 

いま、「ちゃいるす」には使用料はありません。「ちゃいるす」は京都府の子育て世代の皆さんへの行政サービスとして、また、子育て世代の府民の皆さんに高い健康意識を持って頂くことで府民の皆さんの健康増進に繋げるための「投資」として、皆さんの情報を無料で口座に預かっています。でも、いつまでも投資は続けられません。いつかはちゃんと自分で稼げるようにしないと、預けたデータがある日突然情報銀行ごと無くなってしまうかも知れません。

 

じゃ、情報銀行がいつまでも使用料を取らずに皆さんのデータを預かれるようにするためには、どうすればいいんでしょう?

 

今回はちょっと長くなってきたので、続きはまた次回のコラムでご紹介します。

 

 

 

 

 

プロフィール

 

黒田 知宏(くろだ ともひろ)     

    

■経 歴

京都市育ち。京大工学部 94年 卒、奈良先端大情報 98年 修了。

現在京大病院医療情報企画部長・教授。病院のパソコン屋さんとして、日々電子カルテと格闘中。

 

 

 


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