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ばーば と せいら の交通安全コラム その②~発達段階に合わせた交通安全教育~
みなさんこんにちは。せいらのばーばです。
交通安全のお話、第2回目は、幼児期から必要な交通安全教育のお話です。
:ばーば、交通安全教育ってなに?
:せいらは生まれてから、ほんとうに大きくなったね~
:うん!背も伸びたし、お話もたくさんできるようになったよ。
:そうだね。交通安全教育と言うのは、車とぶつかったりしないように、交通のお約束とか、交通マナーとかをお勉強することだよ。
:へ~。誰が教えてくれるの?
:パパやママ、幼稚園や保育園の先生やおまわりさん、せいらのまわりの大人みんなだよ。
:そうか~。いろんな人にいっぱい教えてもらえるんだね。
:でも、せいらは車は運転できないし、自転車だって、まだ、後ろに二つもタマがついているもんね。
:うん。せいらのような小さい子はどんな交通のお約束があるの?
:歩くときのお約束。自転車に乗せてもらう時や車に乗せてもらう時のお約束!電車やバスに乗るときのお約束!いっぱいあるよ。
:えー、えー いっぱいありすぎて覚えられへんわー。
:そう。だから、毎日、少しずつ、教えてもらうことが大切なんだよ。
:小学校に行けば、もうしなくてもいいの?
:ううん。交通安全のお勉強は生まれた時から、おじいちゃん、おばあちゃんになっても、ずーっと続けていくんだよ。
:えー、お勉強をずーっとするなんて、そんなの嫌だ!
:難しいことではなくて、毎日、少しずつ習っていくと、知らない間に、身についてくるよ。ほら、せいらは今は歯磨きしたり、ご挨拶もできるようになってきたし。そんな感じで、交通安全のお約束も身についていくんだよ~
:そうか~。じゃ、ママとパパとじーじとばーばと、レンとコッチャンとみ~んな一緒に交通安全のお勉強しないとね~。
:ははは~レンやコッチャンは犬だから、ちょっと難しいかな?
:でも、お散歩あるし。みんな一緒に、交通安全のお勉強しようね!
:そうだね~。家族みんなで交通安全のお勉強をしていこうね。
第3回目からは、小学生になるまでに身につけておいてもらいたい交通ルールと交通マナーについてお話しします。
≪一口メモ≫
交通安全教育指針(平成10年9月22日、国家公安員会告示第15号)には、幼児の交通安全教育について、「幼児が道路を通行する場合における安全を確保するためのみならず、将来、様々な態様で道路を通行するときに必要な安全に道路を通行しようと意識を養うためにも不可欠である。また、そのためには、心身の発達段階に応じて基本的なルールを遵守し、交通マナーを実践する態度を習得させる。~中略~そして、保護者に対する交通安全教育を行う。」と明記されています。
幼児が成長する過程で、保護者、とりわけ親のお手本は大きなウエイトを占めています。「保育園や幼稚園で教えてもらう」と任せてしまうだけではなく「親にしかできないこと」を教え育むことこそ、将来のよりよき交通社会人、「自分の命も人の命も守れる人」につながります。
では、どんな時にどのように教えていけば良いのかを、次回から具体的に掲載していきます。
プロフィール
京都市内で生まれ育った60歳。
娘のところに産まれた「せいら」は元気に走り回る4歳。
「これだけは守って欲しい!」「ここはポイント!」という交通安全の「ツボ」をせいらと一緒にお伝えします。