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子育てにかかるお金って一体いくら?  福一 由紀

はじめまして、ファイナンシャルプランナーの福一由紀です。普段は家計コンサルティングやマネー講座の講師などをしています。年齢に応じてたくさんのご相談を受けているのですが、20~30歳代ご夫婦からのご相談で一番多いのが「子育てのお金」について。

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「子ども1人あたり1000万円以上の教育費がかかると聞きました。うちにはそんなお金ありません。もう1人でも2人でも子どもが欲しいと思っているけど、とうてい無理なのであきらめます……」といったような内容です。いえいえ、ちょっと待ってください。子どもを産んだ時に札束をドンと用意する必要はありません。20年程度で必要になるお金ですし、そもそも絶対必要な金額なのかもわからないですよね。確かに、ある程度の教育費としての蓄えは必要です。でも、きちんと計画をして準備をすればいいことです。ということで、子育てにかかるお金をどう考えるかを数回にわたってご紹介していきます。

 

■公立小学校の学習費平均 月2万5500円

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1人当たり年間平均学習費(幼稚園~高校) (単位:円)

(出典:文部科学省「平成24年度 子どもの学習費調査」)

 

上の表は 文部科学省が発表した子ども1人あたりの年間平均学習費の調査結果です。例えば公立小学校の学習費総額は年間30万5807円。月に換算すると2万5500円程度です。この学習費には、学校教育費(学校に納めるお金で学用品、体育用品、楽器購入費など)、学校給食費、学校外活動費(塾やおけいこごとの月謝、学習机の購入費など)が含まれています。

 

公立だけで考えると、年間の学習費は幼稚園 23万100円、小学校30万5807円、中学校45万340円、高校38万6439円という結果です。月額に直すと、幼稚園 1万9200円、小学校2万5500円、中学校 3万7500円、高校 3万2200円程度です。

 

いかがですか? 月に2万から3万円程度と考えると、負担感も軽減されるのではないでしょうか?

 

■私立進学はよく考えて

私立の学校となると、少し事情は変わってきますよ。

大学の費用は福一2幼稚園3歳から高校3年まで15年間の教育費総額(平均)

(出典:文部科学省「平成24年度 子どもの学習費調査」)

 

 

上の表は、幼稚園から高校までの15年間の教育費総額を公立、私立進学でケース別にまとめたものです。オール公立だと総額500万円なのに対して、全て私立となると1677万円という結果に。3倍以上の開きがでています。私立に進学するのであれば、しっかりと資金計画をたて、それに見合う収入を見込めるか判断をすることが大切です。

 

 

■教育費:高校までは家計のやりくりの範囲で

このようにみてみると、高校までの教育費は、家計の範囲でやりくりができそうですし、その範囲内におさめるのが良い方法でしょう。収入の範囲内で教育費を捻出できれば、あまり不安に思うこともないのではないでしょうか?

 

また、今回ご紹介した平均データはあくまでも平均です。これだけお金を使わないといけないというものでもありません。この平均データの正しい見方については、追ってご紹介しますね。

 

となると「教育費はなんとかなりそう……」と思った貴方、ちょっと甘いかも。大学となると話はガラッと変わってきます。次回は、大学にかかるお金についてご紹介します。

 

プロフィール

福一 由紀

■マネーラボ関西 代表   http://www.money-lab.jp/

■All About マネーガイド(仕事・給与)   http://allabout.co.jp/gm/gt/666/

■ブログ:女性FP 福一由紀 の「つれづれなるままに」   http://yuki-fp.sblo.jp/

■FaceBook:https://www.facebook.com/fukuichi.yuki


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