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大学の費用はしっかり準備を!  福一 由紀

こんにちは。ファイナンシャルプランナーの福一由紀です。前回は高校までの教育費についてご紹介しました。高校までの教育費は家計でまかなえる範囲で考えましょうとお伝えしましたが、大学になると話はガラっと変わります。

 

子どもが小さいと大学進学は遠い未来のことと思われるかもしれませんが、18歳で大学入学です。あっという間にその時を迎えますよ。ちなみに、京都府の大学進学率は全国1位で66.4%(高校卒業者の大学進学率で全国平均は53.5% 平成24年度学校基本調査より)。また、人口あたりの大学数も全国1位で、10万人あたりの大学数は京都府1.22校に対して全国は0.61校。大学数も多く進学率も高い京都府となると、より一層大学の費用についてはしっかりと考えておかないといけませんね。

 

■大学納付額 4年間で250万円~520万円!

図1
文部科学省「平成23年度私立大学入学者に係る初年度納付金」(平均額)
「国立大学等の授業料その他の費用に関する省令」

 

上の表は大学に納付する金額をまとめたものです。国立大学でも初年度は82万円ほどが必要となり、4年間の合計は243万円程度となっています。国立大学だと学費が少なくてすむと思いがちですが、公立高校の年間学習費の平均が39万円ほどでしたから、倍以上も必要になることになります。

 

私立大学になると更に負担はアップします。4年間の納付額ですが文系で386万円、理系で519万円という結果に。これはもう家計のやりくりでなんとかするレベルをはるかに超えています。

 

 

■受験費用も平均20万円超え

大学にお金を払う前に、大学に合格しないといけません。ということで、受験料も必要になります。東京私大教連が調査した「私立大学新入生の家計負担調査2012年度」によると、受験費用の平均は自宅通学で20万6600円、自宅外通学では23万700円。いずれにしても20万円は超えているもよう。

 

例えば、私立大学の受験料は一般入試で3万~3万5000円程度、センター利用入試では1万~1万5000円程度といったところでしょうか。センター利用入試というのは、センター試験の結果のみで出願できるもの。実際に受験をしないので日程調整などが不要で手軽に出願できてしまいます。

 

 

■下宿の仕送りも平均9万円

自宅外通学となったら、更にお金がかかりますよ。生活用品を揃えたり、部屋を借りるなら敷金礼金なども。毎月の仕送りも必要になります。下宿大学生への仕送り額平均は、8万9500円とのこと(「私立大学新入生の家計負担調査2012年度」より)。

 

学生からするとこの金額で生活をするのは厳しいでしょうが、仕送り側の親はもっと大変。学費を大学に納めたうえでこの費用ですから、家計は火の車状態になるでしょう。

 

 

■大学費用に200万円~300万円は貯めたい

このようにみてくると、大学の費用は事前にしっかりと準備しておく必要がありますね。最低でも大学の納付金の初年度と2年目あたりまではカバーしたいもの。私立文系で200万円、私立理系で300万円程度ですね。下宿をするとなると更に100万円はいりそうです。

 

大学費用に驚いた人も多いのではないでしょうか? でも奨学金などでなんとかなるのでは? と思ってはいませんか? 奨学金も安易に借りると大変なことになりますよ。次回は、最近の奨学金事情についてご紹介します。

 

プロフィール

 

福一 由紀

■マネーラボ関西 代表   http://www.money-lab.jp/

■All About マネーガイド(仕事・給与)   http://allabout.co.jp/gm/gt/666/

■ブログ:女性FP 福一由紀 の「つれづれなるままに」   http://yuki-fp.sblo.jp/ ■FaceBook:https://www.facebook.com/fukuichi.yuki

 


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