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「ヨーガと共に」 真鍋りょうこ

*ヨーガの目指すところ*

 

「ヨガとヨーガ」どちらが正しいのですか?

よくある質問です。どちらも正解です。発音的に近いものは「ヨーガ」ですが、「ヨガ」でも問題はありません。(ここからはヨーガと明記します)

Yoga(ヨーガ)の語源は「つながる・つなげる」と言われています。

 

ヨーガはインド発祥の精神修業の為の方法です。その歴史ははるか昔4000年前ほど遡ります。

しかも、ヨーガは男性だけが許された修業法で、いわゆる日本で僧侶になる為の出家のスタイルと良く似ていました。聖者と言われる修業を積み、宇宙の智慧を授かる人物に弟子入りし、そこで修業者として一生を捧げます。

その方法も今のヨーガとは違い、身体を動かすものだけではなく、お祈り、マントラ(日本でいうお経のようなもの)、無償の奉仕等、生活そのものがヨーガという方法でした。

 

 

ヨーガの語源は先にも述べましたが「つながる・つなげる」です。では、何とつながっていくのでしょうか。そこが本当のヨーガの目的です。

ヨーガの古くから伝わる古典書の教えは「自分の中にある神聖さとつながる」ことを示しています。

一人一人の心の内側にだれもが神聖なるものをもっていると言われています。この神聖さは全く揺らぐことはありません。しかし、心は揺らぎます。些細なことで私たちの心は一喜一憂します。雲のようにふわふわと取りとめのない存在が心です。ヨーガはその揺らぐ心を静めて、そのさらに奥の部分にアプローチするわけです。

もうすこし私たち風にいうと「自分を知っていく」そして自分を知ったら、揺らぐ心の向こうにある揺らぎない神聖さとつながれるわけです。すなわち「何事にもゆるぎない精神(自分)を作る」と言うことです。

 

 

ヨーガの世界は懐が広く、時代が変わると共にその方法も変わってきました。女性に関して言えば、女性の存在自体が昔とは異なり、家を守り、子を育むだけの人生ではなく男性と同じような社会での役割を担うようになりました。今まで感じたことのなかった社会的なストレスに脅かされるようになりました。

 

それに伴い、女性たちは不眠・鬱・便秘・身体のコリ・自律神経失調・月経不順・月経痛・不妊などの身体と心の不調を訴えるようになります。数えればきりがないほどの病的な症状に女性たちはなにか自分でできる解消法がないかとヨーガを生活に取り入れるようになりました。

ですから、ヨーガの教えが書かれた古典書には「女性がこういう場合にするヨーガは・・・」という教えは全くありません。

しかし、ヨーガの懐は深く、その教えは昔であろうが、現代であろうが、男性はもちろん女性に対してもあらゆる人々の人生にとても役立つものであり、ヨーガは気づき、学べる人生哲学でありました。

現代のような「マタニティヨガ」や「産後ヨガ」など女性の為のヨーガは、近年作られたもので、もともとヨーガの教えにはなかったこと。女性が自分たちの不調や希望をもとに開発したプログラムです。

 

 

ヨーガの方法も様々です。現代の身体を動かすヨーガ、また、祈りをささげるヨーガ、瞑想など様々な教えがあります。

いわゆるヨガマットの上で身体を動かすようなポーズをするだけがヨーガではありません。

その中でも「カルマヨーガ」という教えがあります。この「カルマヨーガ」は無償の愛や無償の奉仕を行うヨーガです。「行為のヨーガ」とも言われています。

 

まさに、子どもを産み育む私たちは、何の見返りも求めない愛情を子どもたちに与えてるわけです。これは正に「カルマヨーガ」です。

たとえヨガマットの上でポーズが取れなくとも、私たち子育てする母や父は無条件でヨギー(ヨーガを実践する男性)・ヨギーニ(ヨーガを実践する女性)なわけです。

胸を張って「私、ヨギーニよ!」と言いましょう!

 

 

しかし、現代を忙しく生きる私たちにとっては身体を動かすヨーガがヨーガの入口としてとてもわかりやすい方法だと感じます。

まず、身体を隅々まで動かして、「痛たたた・・・」や、「気持ちいい~」でも構いません。ヨーガは自分とのアプローチですから、身体で自分を感じて行きます。

 

これから、このコラムでマタニティヨーガ、産後ヨーガ、などを中心に「女性として生きる」「自分らしく産む」「子どもを産み育む」「自分らしく生きる」というようなことをヨーガの教えを通して綴っていきたいと思います。よろしくお願いします。

 

 

プロフィール

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真鍋 りょうこ

 

インド政府公認ヴィヴェーカナンダ研究財団ヨーガインストラクター

ヨーガ療法学会会員

マタニティヨーガインストラクター

 

しあわせなお産を目指す

いのち紬ぐネットワーク はっぴぃ明日(あーす)代表

 

奈良市在住 3児の母

京都府・奈良県を中心に活動するフリーインストラクター

京都府では木津川市開催のマタニティクラスのマタニティヨーガを担当

日本アーユルヴェーダ協会初級認定終了

 


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